喜茂別町では、この地域おこし協力隊の事業をする前に集落支援員による調査事業というものを行っています。
集落支援員の方はその集落のことを良く知っている方で、私たち地域おこし協力隊をサポートしてくださいます。全国の地域おこし協力隊の取り組みでも、集落支援員の方と協力隊が一緒に活動をするというのはあまり無く、道庁の方も注目しているようです。
その集落支援員の方が昨年「栄」「比羅岡」エリアについて実情を知るため聞き取り調査を行っています。
報告書には担当する「栄」エリアの調査結果が掲載されているので、現状を一部紹介したいと思います。
私たちが「栄」エリアと呼んでいる地域は5つの集落が含まれています。
「栄」「川上」「福島」「伏見」「知来別(ちらいべつ)」の5集落です。
【概要】
喜茂別町市街地から札幌方面に向かう国道230号線に沿って展開する地域。調査時点での人口は118名。うち65歳以上が41%を占めている。
【栄、福島、川上地区】
市街地から約5kmほどの場所から札幌方面に展開する地域。この地域は昭和20年代に鉱山があり、当時は200戸以上の戸数があったものの現在の人口は38名となっている。ここ15年で急激な人口の減少が見られ、65歳以上の人が全体の61%となり地区内の老朽化した町営住宅が廃止されるとさらに高齢化が進むと予想される。
【伏見地区】
市街地に接し、札幌方面に約4kmほどの地域。町内の農地としては比較的条件が良く後継者がいることから、人口の減少は緩やかに推移している。現在の人口は71名。
【知来別地区】
市街地から3kmほどの伏見地区から町道で約4kmほどの地域。山間で耕作条件が悪く後継者難があり急激に人口が減っている。調査時点での人口は9名。高齢者がほとんどで集落の維持が難しくなっている。
尚、この地区は調査以降に住民が移転し現在は3戸6名が生活をしている。
他のエリアに比べ独居の高齢者が多いと感じます。高齢でもみなさん元気で一人で生活できているのですが、車の運転や力仕事など支援が必要と思われる事も見受けられます。でも産業が少ないこの町で若い移住者を受け入れる体制を作るのは難しいと正直感じます。若い人の力はどうしても必要だと思うのですが…。
個人的には移住に頼らない支援の仕組みを作る事ができるのではないか。と考えたりしています。そのあたりは少しずつ考えをこのブログにも書いてみたいと思っています。
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