昨日で担当する「栄エリア」の挨拶周りが終了しました。
栄エリアのあらましでも書いたように、このエリアは5つの集落がふくまれていて、それぞれに特徴があります。「川上」「福島」は独居の方が多く、「栄」「伏見」は農業を営んでいる方がいます。「栄」は後継者不足が言われ、「伏見」は逆に農業の主力である50ー60代の方が多くいます。
このように「栄エリア」全体で50世帯弱が住んでいますが、集落の特徴はばらばらです。
きもべつ地域おこし協力隊の仕事は、高齢者を中心とした集落支援という位置づけなので、これからどのような活動ができるのか分析をしていく必要がありそうです。農業支援で来ている訳ではないので、特別な事情がないかぎり農業のお手伝いができません。そうなってくると後継者のいる地域では、協力隊に頼む事は何も無いと考えられてしまいます。
この活動の難しいところは、どこかに線をひかなければならないこと。個人的なつながりで受けることができる仕事も、税金で食べさせてもらっている協力隊としては、できないこともあります。
はっきりしない線と自分たちのやる気、そして「協力隊は何してるの?」という言葉の間でずっと悩み続けています。
ただ、誰も正解が分からない中、私たちは目の前にある課題を一つ一つクリアしていくしかないのかなとも感じています。
協力隊になって2ヶ月が経過しました。
喜茂別町の集落をくまなく歩いて感じるのは、集落の方ほど元気だということです。
元気で自分で何でもできるから、まだ集落に残っていられるのかもしれません。
そんな中、協力隊の活動で難しいと感じているのは、自分で何でもできる人は「何を頼むといいか分からない」と感じていることです。
今まで自分でやってきたことを、どこまで頼めばいいのか。
まだ自分でやれるのに、少し辛いからといって人様に頼っていいのか。そういう気持ちがあるように感じます。
また家族が近隣町村に住んでいる人は、身内に頼むので必要がないという方もいたりします。
自分の経験から言うと、調査した結果から考えられることと、動いてみて分かる事は違う事が多いです。
住民アンケートや集落調査などから見えてくる住民の声は「文字にできるもの」です。
本当はその後ろに違う感覚や感情があったりするけれど、文字化すると「送迎」や「買い物支援」という言葉に置き換わってしまうのではないかと思うのです。
そういう支援は本当はそれほど必要が無かったとしても。
だから私たちは、この文字の後ろに隠れている本当のニーズを見つけていかなくてはならないのかもしれません。
そのためには、もっと多くの方とお話をして、そこに気づいていく必要がありそうです。
すぐには結果が出ないことなので、これまでと同様に協力隊はいらないんじゃない?とかなんとか言われそうですが、継続することで結果が出る事は前の会社で実証済みなので、めげずに頑張りたいと思います。
No related posts.
ピンバック: 『地域力』創造と『地域おこし』のヒント | Travessia_blog