3月1日の設立に向けて

長らく更新をしていませんでした。

書くことはたくさんあるのに、日々に追われて新年のご挨拶もままならないまま…2月も中旬になってしまいました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

昨年9月に行われた「北海道社会的企業・起業プランコンペ」(第4次募集)でトマトカーシャに関する事業プランが採択され、「内閣府地域社会雇用創造事業」による起業支援金をいただくこととなったのが10月。それ以降、会社設立に向けて準備をしてきました。

5ヶ月あると思っていた、月日もあっという間に過ぎ、使用期限の2月末を迎えることとなりました。

ということで、とにかくいろんなことを平行して進めている状況です。

新商品の開発、ラベル・パンフレットの作成、ホームページの作成などいろいろ。

少しずついろんなものが形になってきて嬉しい限りです。

こちらのブログでも報告していきたいと思っています。

どうぞ暖かく見守ってくださいー。

比羅岡お茶会に呼んでいただきました。

喜茂別町の集落は5つありますが、その中の一つの比羅岡エリアのお茶会が開催されました。
今回のお茶会の内容は「カーシャ試食会」にしたいとエリア担当の鏑木さんから声をかけてもらったので、トマトカーシャを持って参加しました。

これまで開催してきた試食会では、パンにつけて食べてもらうのが一番良かったので、今回は双葉エリア担当の岩井さんにパンを作ってもらいました。春に自分のエリアで行った試食会に作ってもらったパンです。

時間前から集落の方がぽつぽつと集まりはじめました。
秋に行ったトマトの瓶詰め講習に来てくださった女性の方が、また参加してくださって、その時買った「トマトカーシャ」がとても美味しかったと言ってくれました。なじみのない集落のお茶会に参加して少し緊張していたのですが、その一言でかなり元気がでました(笑)

今回は試作中の「カレーカーシャ」も持って行きました。
これが意外と好評でもしかしたらトマトカーシャより評判が良いかも…という展開で、ほっとしました。引き続き細かな部分を調整して商品に仕上げていきたいと思います。

参加された方は、現役の農家さんや引退した農家さんが多かったので、みなさんやっぱりソバをどうするのか…というところを気にしていました。質問やご意見などもいただいて、とても良い時間をすごしました。
最後には、トマトカーシャの宣伝もさせていただいて、購入してくださる方もいて。
海の物とも山の物とも分からない未知の商品。協力隊でなければこんなに売ることはできないな…と、しみじみ感じていました。

いろいろアドバイスしてくださった、比羅岡エリアの支援員さんにはお気遣いいただきありがたかったです。

チャレンジショップのチャレンジ


11月3日にオープンした地域おこし協力隊の店。柿崎店長のがんばりで連日賑わっています。

今週のはじめにはすごい量の雪が降り、お客さまもまばらでした。これからお店の営業には厳しい季節がやってきます。

それでも、いつも気にかけてくださる町民の方やテレビをみてわざわざ足を運んでくださる方のおかげで、何とかやっていけるのではないかと、柿崎さんは気合いを入れて厨房に立っています。

郷の駅アスペーラにお越しの際は、どうぞ協力隊ラーメンをお召し上がりください。

私の方はといいますと…。
地域おこし協力隊の店ということで、当初はトマトカーシャを置いてもらうことになっていたのですが、郷の駅アスペーラさんのご好意で、土産物売り場の方に商品を置いてくださることになりました。
コメントもいくつかいただきましたが、トマトカーシャをわざわざ探して買ってくださる方、喜茂別のお土産として手に取ってくださる方がいらっしゃるとのこと。ほんとにほんとにありがとうございます。

会社の設立準備などもあり、製造があまりできない状態にありますが、安全で美味しいものをお届けできるよう、ひとつひとつ丁寧に作っていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

地域おこし協力隊の店がオープンします。

11月3日(木)文化の日に「地域おこし協力隊の店」がオープンします。
場所は郷の駅の土産物売り場の横になります。
隊員の柿崎さんがラーメンを作ります。私のトマトカーシャは少し場所をお借りして販売することになりました。
このスペースはチャレンジショップという位置づけなので、他の隊員もいろいろ挑戦していく予定になっています。

本日の道新後志版にも掲載していただきました。

トマトカーシャはおかげさまで良い評価をいただいています。
おいしくて安全なものを、一生懸命作っていきたいと思います。
明日は隊員みんなで暖簾を付けたり開店準備です。
定住に向けて頑張りますので応援よろしくお願いします!

鹿とすずめと私

ラベルには一筆書きのような「鹿」と「雀」が描いてあります。
「なぜ鹿なの?」と良く聞かれるのですが、二つ理由があります。

一つは「そば」の英語名はbuckwheat
「buck」は鹿を指すということもあって「そば」には鹿のモチーフが使われることがあるよ。と教えてもらったことがきっかけです。

そしてもう一つの理由は「共存」について考え続けたかったから。

先日の作物一番。自分二番。で書きましたが、私のソバ畑は動物達のパラダイスだったわけで、ほとんどのソバの実が雀やリスなどに食べられてしまいました。

何もしないでいる、というのは、実ったものを動物に食べられるということです。

喜茂別町でも増えすぎた鹿やアライグマの害はとても深刻なものとなっていて、罠が仕掛けられたり、鹿よけの柵が作られたりしています。農作物で生計を立てている農家さんにとっては死活問題だからです。

一方、動物達にとってみれば、地面に境界線はありません。
「私の土地」というのは人間の社会が決めたものであって、動物にはそれは見えません。美味しそうに実っているものがあれば、それを食べるのが自然です。

肥料や労働力やお金をかけて作った作物を、売ってお金に変えて生活している人にとっては、作物を荒らす生き物は「害獣」や「害虫」です。でもその「害獣」や「害虫」は自然の一部であることは言うまでもありません。「害獣」たちの目から見れば自分の生活を脅かす人間が「害」なのかもしれないのです。

でも実際に農業を営んでいる人たちの姿を見て、そして、身近に動物の息づかいを感じる土地に来て、現代社会の中での「共存」とは途方も無く難しいことだと感じています。

「共存」を達成するためには、こえなければならない問題がたくさんあります。それはいろんな方面に広がっています。生態系の問題だったり、環境破壊の問題だったり、食べ物の問題だったり。労働力の問題だったり、お金の問題だったり…。

人は物事が複雑になりすぎると思考が停止する傾向があって、単純な「解」を求めたくなります。
そして考えても答えがでないから、何もしない。ということになりがちです。

「共存」ということはすごく難しいことだけれど、私たち人間も宇宙の一つの生命体であるならば、ゆっくりでもその方向に進まなくてはならないのだと思っています。そのためには私たちの社会のあり方も見直す必要があるかもしれない…。
とてつもなく大きなことだけれど、考え続ける事、動き続ける事、それしかないのではないかと感じています。

と、話が長くなりましたが
カーシャのラベルの鹿とすずめを見るたびに、「私」を考えるという機会にしたかったので、鹿とすずめを描いてもらったという訳です。

けして北海道らしいから。という訳ではありませんので…(笑)