総務省と北海道主催の「『地域力』創造と『地域おこし』のヒント」という講座に参加しました。
知り合いの札幌市の方も参加するということで、受講前にランチを食べてから向かいました。
2日間の講座なのですが、私は喜茂別神社祭があるため一日だけの受講に。
総務省自治財政局長の椎川忍さま、総務省自治行政局地域力創造グループ地域自立応援課人材力活性化・連携交流室長の澤田史郎さまの講義を聞きました。
喜茂別町からは地域おこし協力隊が2名、タウンマネージャーと喜茂別町役場の職員の方の4名が参加しました。
タウンマネージャーによるきもべつ地域おこし協力隊の事例発表もありました。
参加されていた方はほとんど多くが役場関係の方ということもあって、行政の立場の人をターゲットにした内容だったように思います。ですが総務省の取り組みの内容や現状、活動のアイディアなどたくさんの示唆に富むお話を聞くことができ、勉強になりました。また、懇親会ではたくさんの方と名刺交換をさせていただき、たくさんの励ましをうけて大変ありがたく思いました。
講座に集まっていた方は地域を元気にしたいと考えている方ばかり。そして私たちのような協力隊をつかう立場にある方たちでした。そこに実際に現場で悩みながら動いている私がいた訳ですから、懇親会では似たような質問を受けることが多かったです。
「役場はどう動いてくれていますか?エリアに役場の担当者はつきますか?」
「仕事は細かく依頼が来ますか?丸投げですか?」
みなさん協力隊は使ってみたいけれど、どんなことになってるのか興味は尽きないようでした。
喜茂別町の場合はまちづくりコンソーシアムという組織が協力隊の事業を運営しています。これは役場と2つの非営利の組織と財団で構成されているものです。ですから、私たちは喜茂別町役場の非常勤職員という立場ですが、指示はまちづくりコンソーシアムから出てくるということになっています。
講師の椎川局長はエリア(集落)ごとに行政の人を貼付けるべきだと主張されていました。少ない人員の中で役場の仕事を回しているので、喜茂別町の場合は5集落に一人ずつ付けるのは難しいことかもしれないです。私もそこは理解していますが、ぜひ一緒に現場を見てほしいと感じています。エリア担当になって考えたことでも書きましたが、文字化されたものと実際にそこで聞こえてくる言葉は必ずしも一緒ではないと思うからです。
また「緑の分権改革」についての説明もいただきました。集落にきて一番感じるのは交通の便の悪さです。輸送に関する規制がもう少し緩やかになればカーシェアならぬドライバーシェアのようなこともできるのではないかと思うのですが。ルールがあるために、細かなニーズに対応できないという事も実はあったりします。
いずれにしても「地域おこし」とはどういう事を言っているのか。
「地域がおきた」姿というのは、何をさしているのか。
そこのところを役場と地域住民とでしっかりと話し合って、足りない物は何なのか。役場にできる事は何か。住民にできる事は何か。そこの部分を明らかにしていくことが大切なのではないかなと思います。
地域おこし協力隊はひとつの社会実験の駒です。
買い物支援の希望がアンケートでは聞かれたけれど、実際にはタクシー代わりには使えないという実態があります。
では買い物支援というのはどういう事を言うのか。そして役場としてはどこまでできるのか、民間だったら何ができるのか、そういうことを一つ一つ明らかにしていくことも役割の一つなのかもしれません。
「あんまり働いてないよね」と言われるのは辛いですが…
そう言われるのも仕事のうちかもしれません。
地域おこしの現場の人として、もう少し頑張ってみたいと思います。