ソバソーセージをつくってみた 喜茂別町で起業⑥

喜茂別で起業シリーズが、長らくおろそかになっていてすみません。

前回はどこまで話したでしょうか…。
さかのぼる事4月。
ヘロヨンさんのブログ「はぐれベジ・貧乏派」でそばソーセージのレシピを見つけたというところまで話しが進んでいたみたいです。

ということで、いつもお世話になってるお米屋さんに売っていた「そば米」を買い、試作品をつくることに。

これとか

 

 

 

これとか。

 

 

 

そば米は玄ソバというソバの黒い殻を取った状態のものです。これを炊いて潰すと見た目はひき肉のような感じに…。ただ、つなぎの割合によっては、バラバラになったり固くなったり…。

作ったものを支援員さんのお宅で薫製にしてもらったり、いろいろ試したのですがなんだかいまいち。これを商品にするには少し時間がかかるかも…。そんな気持ちをもちながら、日々試食作成→食べるを繰り返しました。

そして完成したのが…。(⑦に続きます)

 

追記:ヘロヨンさんの「はぐれベジ・貧乏派」更新がきていたので見てみたら、とうとう堪忍袋の尾が切れたようですね…。このブログを読んで興味を持ってヘロヨンさんのブログを見に行ったら、自分の主義主張と合わない。「プンプン!(怒)」と感じる方もいるかもしれないので、私の考えを追記します。

ひとそれぞれ、育ってきた環境や体験してきた事が違います。人は自分の知っていること(体験したこと)でしか物事を考えることができません。だから、私はいろんな考えがあって良いし、それを表現するのは自由だと思います。みんな自分の考えが正しいと思いがちです。そして、自分の考えを補強するような情報を集めてきて正しさを主張したりします。でも世界中にある出来事は、ある側面から見れば光だし別の角度から見れば影です。何が正しいかということは誰も言う事ができないのだと思います。

大切なことは、いろいろな意見を聞いて、自分の頭で考えることです。誰かが考えた正しさに追従するのではなく、自分の知識と経験をフル活用して「これはどういう事なのか?」と考えることが大切なのではないかと思っています。

自分と相容れない考えの人を打ち負かそうとするのではなく、この意見の背景はなんなのか?とかどうしてこの人はこのように考えるのか?ということに心を向け、では今ある問題を解決するには、どんなことが自分にはできるのだろう。と考えることが大切なのではないかな…と、私自身は考えるようにしています。

ヘロヨンさんの更新。なかなかいいタイミングでした。

こういう話をするのはきっかけがないとできないので…。一つのエントリーが書けますね(笑)

ブログ本文より長くなったことをお許しください。

はぐれベジ・貧乏派さんのブログはこちらです。

 

ソバソーセージ! 喜茂別町で起業⑤

集落の挨拶回りをしていて自家用に蕎麦を作っているお宅が意外とあるということを知りました。双葉地区では、おいしいわき水がでているので、札幌からそば打ちのグループが来て蕎麦を打つということも行われていました。

蕎麦といえばあの細長くてツルツルと食べるもの。蕎麦になる前の粉の状態は見たことがあったのですが、蕎麦の実については良く知りませんでした。はぐれベジ・貧乏派のヘロヨンさんは、その蕎麦の実をソーセージのようにするといいます。見た目は私が知っているベジソーセージに似ています。これはいけるかも!さっそく蕎麦の実について調べてみることにしました。

私たちは普段何気なく食べものを口にしていますが、その元になる形を知らないことが多いです。

蕎麦打ちなどはテレビで見ることはあっても、そば粉になる前の実を見ることは都会ではほとんどないように思えます。食の分野においても工業化、分業化が進み、作物を作る人と食べる人が分断されているという現実が現れています。都会では、作物が人の手によって作られているという事実から遠いところに食べ物があるような気がします。そして残念なことに、消費するということだけが起こり、食べ物を一から作るという力が失われています。

先月起こった震災では買いだめのような事が起こりました。
食べ物を入手するには、購入するという方法しかない都会の暮らしの脆さを感じました。
私もつい昨年まではそうだったのですが…。

私が肉や魚を食べない理由の一つに工業化された食の世界への怖さがあるのですが、蕎麦についても何も知らない自分がいるのだなと感じていました。
自分の体を作っている物は、何にもおいて食べ物です。
自分の体を構成していると言っていいその食べ物について知っていることが少ない現実。
食べるということに、もっと意識を向ける必要性を感じました。

蕎麦についても。

そばでソーセージ

最近ではベジタリアンのための料理本もたくさん出版されていて、献立にはあまり困らなくなりましたが、材料が特別で地方では入手が難しいものも多くあります。
私がよく参考にさせてもらうのははぐれベジ・貧乏派さんのサイトです。
身近な材料でいろいろな事に挑戦しています。
そのチャレンジ精神がすばらしい!
そして科学ちっくで面白いので大好きなブログの一つです。

ベジハム(肉代用品)の原料を大豆からソバに変えたことについては前回の「ベジタリアンってたいへん」に少し書きましたが、そのきっかけはこちらのサイトにあったソバソーセージの作り方でした。

ソバの実の外側の殻を取ったものを粒ソバを呼びます。

これを炊くとひき肉のようになります。
ヘロヨンさんのレシピを参考に試行錯誤を繰り替えすこと5回
やっと形と味が落ち着いてきました。

まだまだ改良したい部分があるので、試行錯誤は続きます。
できるだけ地元の作物を使って作れるように、配分を考えています。
結果は逐次このブログで報告したいと思います。

ベジタリアンってたいへん


ベジタリアンになったのは10年ほど前。
理由はいくつかあるのですが、身体が丈夫になったのと体調が良いのでずっと続けています。

私の場合、厳格なベジではないし、アレルギーもないので、料理に肉や魚が入っていても食べることができます。
それでも、動物性の食品を摂った後は身体が重いので、できれば避けたいという気持ちがあります。
でもベジタリアンがまだそれほど普通ではない日本で外食をするのはすごく難しい。
なので、できるだけ自分の家で料理をするようにしています。

よく周りの人から「肉を食べないで何を食べてるの?」と聞かれます。
ベジの人は玄米や全粒粉を基本にして豆・ナッツ類をよく食べます。
幸いにして日本食は菜食の人にありがたい献立が多いので助かります。
大豆、豆腐、味噌、などは海外でもとても人気の高い食品です。

いろんな国や宗教の人が住んでいる北米ではベジタリアン用の商品が揃っています。
最近は、健康のためということもあって、そのような食品が好まれているようです。
スーパーでの売り場面積もかなり広いと感じます。
そこでは、様々な種類のベジハム(肉代用品)や大豆製品(豆乳やヨーグルトなど)が安価で販売されています。

ベジタリアンを続けるのはなかなか難しいことです。
簡単に使える加工品が少ないので、調理に手間がかかるのです。
食事は栄養を流し込むことではないので、食べておいしく、見て楽しい事が大切です。
毎日冷や奴と納豆ご飯というのは、やはり辛い訳です。

日本でも手軽に利用できる、ベジタリアン用の商品があればいいのに。
そんな風に、ずっと考えていました。
無いなら作ってみる?
喜茂別に来たら、そんなことにチャレンジしてみたいな〜。
そう思っていろいろと構想を練ってここにやってきました。

当初は大豆でベジハムを作ろうと考えていたのですが、こちらに来てみたらソバの栽培をしている方が結構いることが判明。
ソバの方が食感が肉に近いので、ソバソーセージを極めようと方向を修正しました。
そして試作品をつくること5回め。
最初の頃よりも、だいぶ食べやすいものが作れるようになってきました。

どんな事になっているのかは、次回報告してみたいと思います。